制度の有効利用
マイナスの出来事ばかりではありません。実は、中古マンションの取引は活発になっているのです。中古マンションに関する不動産仲介会社への問い合わせも、2007年より2008年のほうが増えました。その理由は2つ考えられます。1つは、中古マンションの価格が買主の求めやすいレベルまで落ちてきたこと。もともと、買主の購入意欲は衰えていません。いわゆる団塊ジュニアと呼ばれる層が、ちょうど購入適齢期にさしかかっています。彼・彼女らが、自分たちの予算に見合う物件に出会ったからこそ、取引件数が増加しているわけです。もう1つの理由は、新築マンションとの関係です。新築の供給量が大幅に減ったために、新築を中心に探していた人たちが希望するエリアでは物件を見つけられず、中古マンションに目が向いてきたのではないでしょうか。中古マンションは物件数も増えているため、豊富な選択肢の中から選びやすくなっているといえます。